長く続けていく為に、整えるべきこと~モデル事務所 鶴井社長
2017.9.12

今日は、ご自身もモデルでありながら、東京 青山のモデル事務所「プレステージ」を経営されている、鶴井宗貴さんがクローゼットハンガーを新調されたということで、お仕事やプライベートで、どんなことをされているのかも含め取材に行って参りました。
(鶴井様:以下(T) )
ー 突然にも関わらず、インタビューを受けて頂きありがとうございます。
(T) いえいえ、コーヒー飲みますか?
ー はい、頂きます。ありがとうございます(笑)
鶴井様は、モデルから社長になられたということなんですが、どんな経緯があったのでしょうか。
(T) 社長になったのは5年前なので2013年でしょうか。39歳の時ですね。
起業社長が会長職になり、なんとなく私が周りから推されたようなカタチです(笑)
私自身がモデルをやっていたので、撮られる側の気持ちが分かるってところが良かったんじゃないでしょうか。
社長業なんてやったことがなかったので、正直言うと当初は面倒くさいことが増えたな、、みたいな感覚でした。プレーヤーと経営の両面をこなす大変さはありましたが、それが売上に繋がっていくのを見ると、徐々に面白いなぁと。

ー 株式会社プレステージのHPを見るとモデルさんが活躍されているのが、ファッション雑誌やテレビCMが多いようですが、それは何か戦略があってのことなのでしょうか?
(T) CMは収益面が良いので魅力です(笑)
プレステージには200名ほど所属していますが、若い方から80歳位の人生の大先輩までいて、幅広い年代に対応できるので、様々な出演の機会を頂けています。
ファッション雑誌は、収益面からすると良くはないのですが、若い人は(ギャラは安くても)ファッションモデルをやりたいという方が多く、イメージ優先、夢を叶えるという点で、いまだ人気のお仕事だったりしています。
ー あ、そんなに大勢。それだけ人がいらっしゃると経営(マネジメント)って大変じゃないですか?
(T) 一つ自分の中にあるのが、モデルさんにしても、スタッフメンバーにしても、「まずは話を聞く」ということでしょうか。
皆、いろんな思いがあって仕事をしているので、「まずはどんなこと考えているのかを聞く」。
話を聞いているうちに、実際に何を考えているのかが分かりますし、話すことでお互いの信頼感が増すように思います。
若い方の場合は、放っておいて欲しいのか、そうじゃないのか、良く分からないことも多いですけどね。
そういう意味では、若い方を今後どう育てていくのかは、これからの自分の役目なんじゃないかと。

ー HPでは専属モデルの募集もされているようですが、オーディションではどうやって選んでいるのでしょうか?
(T) ネット募集は毎日沢山来ますが、実際に会う(面接する)のは一週間に一人位の狭き門かもしれません。
面接では、ビジュアル面はもちろん見ますが、コミュニケーション能力も重視するようにしています。事務所の専属モデルとしてオーディションに行くようになると、どうしてもそこが強くないと選んで貰えませんから。
人に可愛がられる性格とか、おべっかを言っているわけじゃないのに、人を惹きつける何かがあるとか。
ちなみに、人材発掘に関しては一般的にはスカウト形式が多い業界ですが、うちはキャスティングさんからの紹介が多かったりします。モデル事務所と聞くとギャラとかがよく分からないイメージがあると思うのですが、うちはかなりクリーンな感じでやっていまして、信用されて声がかかることが多いです。じゃないと長く続けられないんじゃないかと思っていまして。
ー ありがとうございます。
なんでしょう、鶴井様の話をお聞きしていると、モデル事務所の社長さんっぽくない印象を受けました。普通にベンチャー企業の社長さんと言いますか。

ー ちなみに、後ろに飾ってある2枚の写真。違う場所なのに、色みやトーンが合っていて綺麗ですね!!
(T) これは、プレステージ所属のクリエーター MIKI IMAI が撮った写真なんです。
Rolleiflexで撮影したもので、色あいが良く気に入って、購入しました(笑)
ー 鶴井様のお部屋に雰囲気にもマッチしていて、とても素敵ですね。

ー ちょっと話が変わりますが、鶴井様は半年前にご自宅を引っ越され、今回ハンガーの入れ替えをされたとお聞きしたのですが、それはどのような経緯だったのでしょうか。
(T) コーベルクローゼットの中でもウッド(木製)のハンガーが良いなと、まずは視覚的に気に入りました。
若い時は何を着ても似合うと思っていたんですが、歳をとってくると、そうでもなくなってきて(笑)。
ハンガーも、より服のカタチを整えてくれるハンガーが必要だと感じるようになりました。
先日、オーダーメイドスーツを初めて作ったんですが、既製品と違って身体にフィットして本当に良いと思ったんですね。それをクリーニングで貰ったハンガーにかけたくないなと思いまして、今回のクローゼット美化計画の引金となりました(笑)
ー ありがとうございます。大分長居をしてしまいましたが、最後に今後の抱負についてお聞かせ頂いても良いですか?
(T) 趣味を見つけたいですね(笑)

ー えっ、意外なお言葉が返ってきてちょっと驚いちゃいました(笑)
(T) 実は昔バレーボールをやっていたんですが、ヘルニアを患い、止めざるを得なくなっちゃいまして。
30代まで毎週練習をやって、区大会とかにも出ていたんですよ。業種横断のサークルで、やっていることが全く違う人達の集まりなんですが、バレーボールという共通のものがあるとすぐ打ち解けられるといいますか。それがヘルニアで入院することになり、仕事も穴あけちゃったりしまして。それから、趣味を封印し仕事に没頭してきた次第でして。
ー 見つかりそうですか?
(T) 常にアンテナを張っているつもりなんですが、未だ見つかりません。
タイミングがあるのかもしれませんね。
出会いについては直感を大事にしているところもありまして。
ー 社長がハマり易いトライアスロンとか、どうでしょう?
(T) 実はちょっと興味はあるんですが、、遠泳ができないんじゃないかと思って。小学校の頃は水泳の選手ではあったんですけどね。
でも、どうせならチームプレーがやりたくて。群れるのは好きじゃないんですが、チームプレーはしたい。喜びは皆で味わいたいタイプなんです(笑)
ー 鶴井様の価値観がとっても垣間見られた気がしました。
爽やかすぎます(笑)
2時間にわたるインタビューありがとうございました !!
インタビュー後、ハンガーを入れ替えたクローゼットの写真をご提供いただきました。
Before

After

<鶴井様の感想>
クローゼットがすっきりして、朝、服を選ぶ時に選びやすくなりました。
そして、シャキッとした気持ちになり、今日も1日頑張ろうという気持ちになります。
断捨離して本当に良かったと思います。
これからは、クローゼットを開けて服を選ぶのが楽しくなりそうです!

鶴井様にセレクトしていただいたのは、コーベルクローゼットの「クリアコート」。
木の質感や木目をそのまま生かした品のあるハンガーは、落ち着いた大人の雰囲気にぴったりです。
https://kobelcloset.com/shop/products/list.php?category_id=54
※写真中央は、ヴィンテージホワイト。掛ける場所によりハンガーを変えてもいいですね。
https://kobelcloset.com/shop/products/list.php?category_id=55

鶴井宗貴さん
大学在学時にモデルを始め、舞台・映画・ドラマ・TV-CFと数多くの作品に出演
過去の代表作には舞台『黒蜥蜴』やTV-CF『花王ヘルシア』等がある
爽やかで健康的なイメージ 特技はバレーボール
2013年より(株)プレステージの代表取締役に就任し、表現者と経営者の両立をしている
https://www.pre21.jp/model/munetaka-tsurui
株式会社 プレステージ
https://www.pre21.jp