あなたにとってクローゼットとはどんな空間ですか？
ただ、服をしまうところ？
もう何が入っているのかわからない、ブラックホールという人もいるかも知れません。

現代人は忙しいもの。
せっかくクリーニングに出した服も、そのままクローゼットに押し込んでしまって…。
いざ使おうと思ったときには、勝負服のジャケットも肩の部分は型崩れ、裾は見るも無残なシワがついて…などということも多いもの。
そんな状態のクローゼットは、だんだん開けるのも億劫になってきて、気が付いたら、「ただの物入れ」になってしまいます。

思い出してみてください。
このクローゼットに出会った日のことを。
今、クローゼットの中で、日の目を見ず、たくさんの不要な服の片隅で、悲しそうに眠っているあのお気に入りの一着を。
たとえ高級な服をクローゼットいっぱいに持っていても、今日使いたいその一枚を探し出すことが出来ないとしたら、もうその服も、クローゼット自体だって台無しです。

「フランス人は10着しか服を持たない」という本がベストセラーになりました。
物があふれすぎた現在、日本は空前の「断捨離」ブームを迎えています。
今こそ、あなたのクローゼットを美しく整えるときなのです。

素敵な服には、それに相応しい素敵なハンガーが必要です。
クリーニングから戻ってきたままの細いワイヤーハンガーでは、あなたの大切な服を最高のコンディションでキープすることは不可能です。

ハンガーは、ただ服を掛ける道具ではありません。
服の持つ本来の魅力、デザイナーがその服に込めた世界観を忠実に再現する魔法のアイテム。
それこそが、本当のハンガーの役割なのです。

そして、そんなハンガーによって真の美しさを引き出された服たちは、競い合うように、あなたの素晴らしさを導き出してくれることでしょう。

美しい花には、立派な幹や茎があります。
桜があんなにも可憐に咲き誇るのは、あの幹があるからこそ。
あなたのクローゼットに綺麗な服の花を咲かせるためには、その幹とも言える、上質のハンガーがなくては始まりません。

クローゼットを開けると思わず笑みがこぼれるような…。
特別な用事もないのに、ついついクローゼットを開けてしまうような…。
そんな素敵なクローゼットにするために。
新年を迎えた今こそが、クローゼットに花の種を蒔くチャンスなのです。

不要なものに別れを告げ、本当に必要なものだけを大切にする暮らし。
まずは、クローゼットのハンガーから始めましょう！