いつも気づいたらそばにいて、当たり前のように洋服を掛けてくれるハンガー。
手に取ったハンガーをそのまま使うことが多いかもしれませんが、ハンガーには用途に合わせた形状やサイズ、素材がさまざまあり、洋服に合わないハンガーを使ってしまうと、よれや型崩れをしてしまう場合があります。
それでは洋服もハンガーももったいない。ハンガーについてもっと知ってもらいたい。そんな思いから、コーベルクローゼットでは、ハンガーに関する情報を「ハンガーレッスン」として、ご紹介していきます。

洋服が綺麗に整っている人は清潔感があり好印象かつ、ライフスタイルも充実して見えるもの。
身だしなみにもつながるハンガーの使いわけを知って、洋服の収納やクローゼットをワンランクアップしちゃいましょう。

利用シーンで変わるハンガー
みなさんが自宅で使っているハンガーは、日用品として販売しているもの、スーツを購入した時やクリーニングの受け取り時にサービスとして付いてくるものが多いのではないでしょうか。
実はハンガーは、一般に出回らないものも含め、いろいろなシーンでそれに合わせた形状で流通・利用されています。

一般家庭用
雑貨店やスーパー、量販店などで日用品として一般家庭用に販売されているハンガーです。

ディスプレイ用
百貨店、アパレルショップ、スーパーの店頭やホテルなどで洋服をディスプレイするハンガーです。
コーベルクローゼットを運営する株式会社コーベルは、ディスプレイハンガーの企画・製造・販売を行っており数多くのアパレルメーカー様からのご依頼をいただいています。

コーベルクローゼットでは、ディスプレイハンガーのご相談・注文も承ります。こちらからお問い合わせください。
株式会社コーベルお問合せフォーム
http://www.kobel.co.jp/contact/index.html

キャリー用
雑貨店やスーパー、量販店などで日用品と紳士用のスーツやコートを購入した時に付いてくる持ち手のあるハンガーです。スーツを持ち運びするときには非常に便利です。

クリーニング用
プラスチックの黒いハンガーです。以前は針金が主流でした。大量に運んだり保管することを目的としているため、かさばらず軽いのが特徴です。
ハンガーの肩の部分の厚みがないため、自宅で長期間使用するのには向いていません。

物流用
縫製工場から店頭まで、洋服を運ぶ際に使用される黒いハンガーです。流通や洋服の加工作業など様々な場面で使用されます。お店でおまけでくれるハンガーの大半はこれです。
ジャケットやコートを掛けるとよれたり、型崩れする場合があるため、自宅で長期間使用するのには向いていません。

ハンガーについて考える事はなかなか無いと思いますが、整理整頓や断捨離をする感覚でハンガーについて知って、試してみるのも面白いのでは？
コーベルクローゼットでは、今後もハンガーメーカーならではの視点でハンガーやクローゼットのご紹介をしていきたいと思います。

次回は、木製やプラスチックハンガーの素材の違いについてご紹介します。お楽しみに！！