【ハンガーレッスン2】ハンガーの素材
2016.10.4

ハンガーには、木製、プラスチック、スチールと、複数の素材があります。
「洋服をかける」という用途や形状は同じですが、それぞれの素材や作業工程、必要とする製作技術が異なるのは、ハンガーの面白いところであり魅力にもつながるところ。
今回はコーベルクローゼットのハンガーの素材についてご紹介します。
ブナの木から1本ずつ手作業で作られる木製ハンガー

天然の木目が美しい木製ハンガーは、人の手により木をハンガーの形状にカットし成形、表面をなめらかに加工することで生まれる、まさにぬくもりある逸品です。
現在、コーベルクローゼットで販売している木製ハンガーは主にブナ材を使用。木ならではの豊かな木目の表情や、絶妙な美しい色合いが良く出る、天然の無垢素材は固すぎず柔らかすぎない材質なので、加工に適しています。 また、スーツやジャケット、シャツなど、掛ける服の肩の厚みにフィットするよう用途別に加工を施しています。


木製ハンガーの種類
1.クリアコート

表面にクリアな塗装を施した「クリアコート」は、適度なツヤ感が、木目や木の色みをより印象付け、どんなインテリアにも合わせやすいハンガーです。
2.生地(無塗装)

木の質感を活かし表面にあえて塗装を施さない「生地(無塗装)」。
無塗装だから、より木目や質感の違い、自然から生まれたぬくもりを感じます。
ハンガーを引っ掛ける金属金具は黒皮風のブラックメッキを施しておりますので、今流行のカフェスタイルやモダンなスタイルを演出するのにぴったりです。
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3.染色仕上げ

木目の風合いを活かしつつ、木の表面にあえてムラを出す染色を施した「染色仕上げ」。
アパレルやインテリア雑貨・カフェなどトレンドに敏感なショップで「魅せるハンガー」として人気が高いモデルです。
ホワイトの染色は、ナチュラルはもちろん、北欧や西海岸風のインテリアとも相性ピッタリ!
※染色仕上げの木製ハンガーは、近日発売予定です。
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豊富なカラーリングでカラフルに楽しめるプラスチックハンガー

プラスチックハンガーは、豊富な形状と様々な特殊加工技術により表現される独特の雰囲気が特徴です。洋服の形状を崩さず美しいシルエットを意識するなど、計算し考え抜かれた金型を作製し、用途に合った樹脂を流し込んで形を作ります。



また、発色の良い豊富なカラーリングから選べるのも魅力。出したい色が出るまで、丁寧にテストを重ねて製作されています。
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シンプルで洗練された美しさのスチールハンガー
スチール(金属)ハンガーは元々は1本の鉄線から出来ています。これを専用の機械や、プレスなどで曲げて形を作り、溶接した後にメッキを施して仕上げます。
形も自由自在でメッキにより風合いを変えることが可能です。

最近では、ハンガーラックや扉の無いクローゼットのある住まいも増えて、ディスプレイとして魅せる収納が定番化しつつあります。
そんなライフスタイルのアクセントとして、ハンガーをもっと楽しんで取り入れてもらえたら・・・。との思いで、開発を続けています。
今も秋に販売する新しいカラーや素材を開発中!これからもコーベルクローゼットにご期待ください!