【ハンガーレッスン4】洋服にあった形のハンガーを選ぼう!女性編
2017.2.16
ハンガーレッスン3では男性用ハンガーの種類をご紹介しましたが、今回は女性編です。
女性の洋服は、薄手のニットやワンピース、スカートなど柔らかく伸縮性のある素材が多いので、ハンガーが合っていないと生地が伸びてしまったり、型崩れしてしまう可能性もあります。
用途にあったハンガーを使って、洋服をきれいに長持ちさせましょう。
男性用・女性用ハンガーの違い
ハンガーによっては男女で区別をしていないケースもありますが、コーベルクローゼットではサイズや掛ける洋服により男性用、女性用をご用意しています。
例えばジャケット・コート用プラスチックハンガーの場合、ハンガーの幅は男性用41cm、女性38cmと、男性用のサイズを大きめに設計しています。
※ハンガーの幅は、素材や用途により異なります。
※上:男性用、下:女性用
スーツや制服を一緒に掛けるハンガーは、男性用はパンツを掛けられるバーを付け、女性用はパンツもスカートも掛けられるクリップを付けています。
※左:男性用、右:女性用
また、女性用にはキャミソールやワンピースを掛けられるキャミソール用、シャツ用ハンガーに「ハンガーループ」を掛けられるフックが付いているのも大きな違いです。(ハンガーループについては後ほどご紹介します。)
ハンガーの形の違い:キャミソール、シャツ、ジャケット・コート用
一見同じ形に見えるハンガーですが、用途に合わせて設計されています。
※左から:シャツ・キャミソール用ハンガー、シャツ用ハンガー、ジャケット・コート用ハンガー
※左から:シャツ・キャミソール用ハンガー、シャツ用ハンガー、ジャケット・コート用ハンガー
シャツ・キャミソール用
肩の部分にくぼみが付いており、キャミソールやワンピースなど細い肩ヒモの洋服を引っ掛けて使用します。もちろん、シャツやニットなども掛けられます。
シャツ用
シャツやTシャツ、カットソーなど、ジャケットより比較的、薄手の洋服に合うよう、肩の部分を薄めに設計しています。
プラスチックの場合は、内側にフックが付いていて、女性用のパンツやスカートの内側に付いている「ハンガーループ」を掛けることもできます。スーツのスカートや、インナーにキャミソールが付いているワンピースをひとつのハンガーにまとめて掛けることもでき便利です。
ジャケット・コート用
肩にパットが入っていたり、厚手でシルエットを大事にしたいジャケットに合うよう、肩の部分を厚めに設計しています。
コーベルクローゼットの木製、プラスックハンガーを上から見ると、Vの字に設計されています。
これは、人の体に合わせて洋服が前身頃、後ろ身頃を縫い合わせて作られるように、その洋服に沿うように形作られているのです。
※上から:シャツ・キャミソール用ハンガー、シャツ用ハンガー、ジャケット・コート用ハンガー
ハンガーの形の違い:パンツ・スカート用
パンツやスカートにはクリップで留めるタイプがあります。
クリップで留めるハンガーは幅が違う2種類。どちらもクリップの位置調節が可能です。
クリップの内側はゴムのクッションが付いていて、滑りにくく、洋服にクリップの跡がつくのを軽減します。
木製ハンガーには、スーツや制服などセットアップをひとつのハンガーに掛けられるクリップ付のハンガーもあります。
男性用としてはいますが、ベルベットのバーが付いたパンツ用ハンガーは、起毛している部分に洋服を掛けることで摩擦が強まり、ずれ落ちを防ぎます。幅の広いパンツやスカート、ストールを掛けるなど女性にもお使いいただけます。
ハンガーを揃えて、洋服の順やカラーなど整理して並べると、洋服が見やすく選びやすくなるのもポイント。
結果的に、時間短縮になりライフスタイルの充実や気持ちの余裕にもつながります。
断捨離や衣替えをきっかけに、ハンガーも揃えて自分の空間を楽しみましょう。