【ハンガーレッスン3】洋服にあった形のハンガーを選ぼう!男性編
2017.1.26
クリーニングに出すと洋服についてくるハンガー。これを使っている人も多いのでは?
無料でついてきてそのままクローゼットへ。便利なのでついそのまま使ってしまいますが、クリーニングのハンガーは、短期間に大量に保管するために細く軽量なつくりになっているため、自宅で長期間使うと洋服が型崩れしたり、セーターなど柔らかい素材のものは肩の部分が伸びたり、糸を引っ掛けてしまうなど、洋服を痛めてしまう場合もあります。
さらに秋冬は洋服も厚手で重くなり、ニット素材やファーなど柔らかい素材のものも増えるため、より丁寧に扱いたいところですね。
そうしたお悩みを解決するのが、洋服の形状に合わせて開発された専用ハンガーです。
ハンガーの形の違い:シャツ、ジャケット・コート用
正面から見ると一見同じ形に見えるハンガーですが、横から見ると違いがわかります。
ジャケット・コート用:肩にパットが入っていたり、厚手でシルエットを大事にしたいジャケットに合うよう、肩の部分を厚めに設計しています。
シャツ用:ワイシャツやTシャツ、カットソーなど、ジャケットより比較的、薄手の洋服に合うよう、肩の部分を薄めに設計しています。
※左:シャツ用ハンガー、右:ジャケット・コート用ハンガー
※左:シャツ用ハンガー、右:ジャケット・コート用ハンガー
コーベルクローゼットの木製、プラスックハンガーを上から見ると、Vの字に設計されています。 これは、人の体に合わせて洋服が前身頃、後ろ身頃を縫い合わせて作られるように、その洋服に沿うように形作られているのです。
※上:シャツ用ハンガー、下:ジャケット・コート用ハンガー
ハンガーの形の違い:パンツ用
スーツや制服には、パンツ用のハンガーも欠かせません。
コーベルクローゼットには、クリップで留めるタイプと、バーに掛けるタイプの大きく分けて2種類があります。
クリップで留めるタイプ
男性用のクリップで留めるハンガーは幅が違う2種類。どちらもクリップの位置調節が可能です。
クリップの内側はゴムのクッションが付いていて、滑りにくく、洋服にクリップの跡がつくのを軽減します。
バーに掛けるタイプ
パンツをバーに掛けるハンガーは、ジャケットを一緒にかけられるスーツ用と、パンツのみ掛ける2種類があります。
木製ハンガーにはベルベットのバーを採用。ベルベットの起毛している部分に洋服を掛けることで摩擦が強まりパンツのずれ落ちを防ぎます。また、落ち着いたネイビーとブラウンのベルベットが上品な雰囲気を醸し出します。
洋服に合ったハンガーを選ぶと、洋服をきれいに収納し型崩れを防いで、より長く洋服を楽しむことができます。さらに、ジャケット、シャツ、パンツ・・・と整理してハンガーを並べれば、クローゼットの中もより整理されて見え、見た目もスッキリ。
断捨離や衣替え、セールなど洋服を整理するタイミングに是非、ハンガーもリフレッシュしてみましょう。